国家公務員採用一般職試験(林学)の受験を考えている方々へ、私(管理者)が実践した勉強法をお伝えします。 林学の専門試験の受験対策に特化した内容です。 関連キーワード:国家公務員試験(林学)、農林水産省、林野庁、森林管理局、森林管理署(営林署)、森林官、森林保護員、農学部、林業、植林、木材 etc.
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※解説内容は不十分であり、誤った表現をする可能性もある。また、誤字脱字、誤表記もあり得る。当サイトの解説や正答番号等を鵜呑みにせず、各々個別で確認を行うこと。
【設問】
我が国の木材産業に関する記述として最も妥当なのはどれか。
【正答】2
【解説】
1.平成18年の木造住宅の新設着工戸数をみると、その約2割(18.8%)がツーバイフォー工法住宅、約8割(77.4%)が木造軸組工法で建築されている。
(平成24年においては、ツーバイフォーが22.1%、木造軸組が74.8%となっている。)
2.正しい。
(平成23年の国産合板用材の供給量は、平成12年の18倍に当たる過去最高の252万m3となり、合板用材の24%が国産材となっている。)
3.建築用製材品に占める人工乾燥材の割合は、市場において大量かつ安価な製品が求められることから増加傾向にあるが、平成18年で25%にとどまっている。
(平成20年で30%程度にとどまっている。)
4.木材製品に対する需要の多様化により、小規模工場(7.5~75kW未満)を中心に、製材工場数は減少傾向にあり、平成18年の製材工場数は約8千5百工場となっている。
(平成23年末現在で6242工場であり、前年に比べて327工場減少した。減少した工場の約7割は小規模工場であった。)
5.農林水産省の「平成18年木材流通構造調査」によると、製材工場への素材入荷量のうち約3割が原木市場を介して入荷されており、平成13年と比べほぼ横ばいである。
(平成23年で36.8%とやや増加している。)
【参考資料】
平成25年版森林・林業白書P101、P172、P182~P184、参考付表P18
平成22年版森林・林業白書参考付表P15、P18
平成13年~18年木材流通構造調査
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