国家公務員採用一般職試験(林学)の受験を考えている方々へ、私(管理者)が実践した勉強法をお伝えします。 林学の専門試験の受験対策に特化した内容です。 関連キーワード:国家公務員試験(林学)、農林水産省、林野庁、森林管理局、森林管理署(営林署)、森林官、森林保護員、農学部、林業、植林、木材 etc.
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平成24年度から国家公務員試験が見直された。
今の国家公務員採用一般職試験(大卒程度試験) 林学が、見直し前の国家公務員採用Ⅱ種試験「林学」に当たるようだ。
以前私は国家公務員採用Ⅱ種試験「林学」を受験するために勉強していたことがあったのだが、林学というものがマニアック過ぎるのか、なかなか良い教材がなかった。
予備校に通うにしても、社会人だった私は時間が無く、お金もかかり、勉強方法に悩んだものだ。
これから林学を受験しようとしていて、「勉強法がわからない」と困っている人はおそらく多いのではないだろうか。
ここでは、私が受験当時していた勉強方法を紹介したいと思う。
勉強方法と言っても、秘儀でもなんでもない。努力が必要だ。期待はしないでほしい。
最終合格できたという実績のみだ。
本題に入る。
教材は
①「森林・林業実務必携」
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②「森林・林業白書」
楽天市場→【送料無料】森林・林業白書(平成25年版) [ 林野庁 ]
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③「過去問題」
(過去問題の取得方法について)
この3点に尽きる。
他にも参考になる書物や講座等があるかもしれないが、私のやり方はこの3点のみだ。
この3点をどのように使って勉強したかというと、
ただそれだけ。
その過去問題の解説のために、「森林・林業実務必携」と「森林・林業白書」を使う。
問題の8割はこの2冊で解説されると考えてよいだろう。
残りの2割は捨てる。
ただし、8割は完璧に。
専門で8割取れれば、教養でよっぽど悪い点をとらない限り合格できる。
私の経験だが、試験の後「師匠」に試験に出題された教養問題を解いてもらったところ、私が間違えた問題をあっさり答えた。
無論「師匠」は公務員試験の勉強などしていない。
要は、私はそれほど教養問題は得意な方ではないということだ。
と、ここまであくまで私のやり方であり見解だ。合格の保証は当然ない。
だが、私が合格できたのも事実だ。
この勉強法は至って単純だが、相当の時間を要する。
(※追記:平成23年度までは、)林学の多肢選択問題50問はそれぞれ5択あるため、1年分の過去問題を解くのに、250の説明文を読むことになる。
そのうち200には誤りがあるため、その全てを上記の書物で調べ、誤りを見つける作業をしなければならない。
(※追記:平成24年度の試験見直し後は多肢選択問題は40問となったようだ。)
どうしても見つからないものは無視すればよい。
私は受験する前に5年分の過去問題を解いたが、書物を探しても見つからないような設問は、その年限りの問題であることが多い。
次年度からは出題されていないことがほとんどだ。それらはいわゆる悪問と考えられる。
逆に毎年必ず出題される問題もあるし、さらには同年度の試験の中で同じような問題が出題されたりもする。
必ず出題される重要な問題がいくつか存在する。
数年の過去問題を解いてみれば、自ずとわかってくるだろう。
当時、私は過去問題の解説本があったらどんなに楽だろうと思ったことだ。
今後、時間の合間を見て、過去問題を解き、解説を作っていこうと思っている。
解説が出来れば随時更新していく。
林学試験の受験の一助になれば幸いだ。
林学専門講師や過去問題解説の書籍化を検討しております。関心のある方はご連絡下さい。